腹部超音波研修のお知らせ

 現在、福岡、大阪、横浜にて、定期的に研修を行っています。その他の地域でも、人数が集まった際には、6回のシリーズを開催できます。今まで、鹿児島、長崎、熊本、大分、福山、東京、札幌で有志が集まり、研究所から出張して研修を行いました。

  この研修では、腹部超音波検査の理論と実技を少人数で行います。研修は毎月一回のコースとして始め、6回、全ての研修を修了された方に修了証を発行します。修了証発行者からのみ腹部超音波検査遠隔診断の依頼を受け付けます。日程に関しては、スケジュール欄をご覧ください。

研修は最高6人とします。研修時間は4時間、犬と猫を使った実習を含みます。超音波検査機器は株式会社アロカの機器を2台、使用します。一台に3人です。

研修コースの内容は以下の通りです。

 

第一回目 

 腹部超音波検査法の実際(実習)

 臨床医のための超音波物理学(講義)

 腹部超音波検査の適用症(講義)

 腹部超音波検査における各臓器の解剖学(実習)

  肝臓、脾臓、副腎、腎臓、膀胱、前立腺、胃腸、リンパ節、膵臓

 

第二回

  肝臓と脾臓の超音波検査法

 鑑別診断(講義)

 肝臓と脾臓の超音波検査と解剖学の復習(実習)

 参加者からのビデオ症例の批評

 

第三回目

 副腎と腎臓の超音波検査法

 鑑別診断(講義)

 副腎と腎臓の超音波検査と解剖学の復習(実習)

 参加者からのビデオ症例の批評

 

第四回目

 膀胱と前立腺の超音波検査法

 鑑別診断(講義)

 膀胱と前立腺の超音波検査と解剖学の復習(実習)

 下部尿路系の造影検査法(講義)

 参加者からのビデオ症例の批評

 

第五回目

 胃腸、リンパ節、膵臓の超音波検査法

 鑑別診断(講義)

 胃腸、リンパ節、膵臓の超音波検査と解剖学の復習(実習)

 参加者からのビデオ症例の批評

 

第六回目

 甲状腺、目、その他の器官の超音波検査法

 鑑別診断(講義)

 甲状腺、目、その他の器官の超音波検査と解剖学の復習(実習)

 修了試験(筆記と実技)、総括

 

参加希望者は研究所にご連絡下さい。

 

              所長 兼 代表取締役 宮林 孝仁

獣医教育・先端技術研究所

〒811-4163 福岡県宗像市自由ヶ丘6丁目13-3

電話 0940-51-1038 ファクス 0940-51-1338

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